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鑑賞(写真展)

2016/05/31 Tue 22:54

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先日気になっていた写真展に行ってきました。
旅本などで少し昔の風合いの街並みに魅力を感じていた尾道。
数年前、初めて尾道に足を運んだのは、とある猫好き手芸作家さんから「尾道良かった!」と絶賛旅話をお聞きしたことがきっかけでした。
旅に出る前に先ずどの辺にどの位猫が出没するのかを事前チェック。「尾道 猫」というキーワードで画像検索し、挙がってきた多くの画像の中から場所が掴めそうな写真を次々眺めていてふとある写真が目に留まりました。その写真が今回写真展を開催された藤井孝憲さんの写真でした。藤井さんは尾道や真鍋島の風景と猫とを撮られた写真をブログに以前から載せられていて、「猫いる場所探し」という目的を忘れて写真に引き込まれていたのを覚えています。ブログを拝見していると、写真展の案内をされていたので「ああ、やっぱり撮るだけでなく展示までされて写真に向き合われている方なんだな」と納得。その時一緒に写真展をされた蔵人さんの写真を紹介されていたのですが、蔵人さんが以前開催された「猫街散策」という写真展で出展された、おばあさんと猫との写真が一際印象に残っていて、写真展を開催されるなら一度観に行きたいなと思っていました。そして今回ウェブ上ではなく、直に写真を見せていただける写真展、最終日滑り込みで鑑賞させていただくことができました。
写真を撮るとき、フレーム内に何をどうおさめるかということは写真を撮るときの楽しみの一つだったりします。写真展で展示されていた写真にはのんびり穏やかな流れる島時間がおさめられているような感じがしました。動画ではなく静止画なのに時間の流れを感じる、撮影する人の視点や写真の可能性、面白さを改めて感じました。
私が足を運んだ時間帯は平日の昼下がりだったので、ゆっくり鑑賞させていただいたのですが、もうお一方熱心に鑑賞されているご婦人がいらっしゃいました。出展されている方とお知り合いなのかなと何となく思いお尋ねすると、そうではなく好きで猫写真を北は北海道、南は石垣島まで撮りに行かれているとのこと。私も猫好きで写真は上手く撮れないけど、撮ることは好きなんですとお話すると、ご親切に写真や猫催事について色々と教えて下さり、そして展示されている写真をご覧になられてのご自身のご感想もお話し下さいました。ご感想をお聞きしていると、今まで写真を撮られてきた方ならではの視点が感じられました。そんなことから、鑑賞を通して生まれる感情はその人だけにしか生み出せない感情であって、「鑑賞する」という行いは「芸術作品に接して、味わい理解すること」という受動的な行いですが、自分自身に立ち戻る時間でもあるのかなとふと思えたのでした。
そしてその日から数日後、ご親切に猫の催し案内を送るからと言って下さっていたその方から郵便物が届いて開けてみてびっくり、その方の写真集でした。
頁をめくると、漁港とノラ猫の様々な表情に心が揺さぶられました。これだけ様々な表情を捉えられるにはかなり足繁く足を運ばれたのだろうなという思いが否めません。
秋岡さんは写真集のはじめの言葉の末尾に、そんな撮影に費やされた時間を「私の人生で最高に幸せな10年でした」と括られていました。

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